現在の株価
1Q/2023(2023年2月〜4月)
NVIDIA より、2023年2月〜4月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | 1.3 | 8.12B |
実績 | 1.36 | 8.29B |
EPS、売上ともにコンセンサス予想を上回りました。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
売上・粗利益・純利益
売上は前年同期比46%増、粗利益は49%増となっています。純利益については、17%減となっています。
これは、arm買収中止により13.5億ドルの費用を計上したことによります。
カテゴリ毎の売上
ゲーミングは前年同期比31%増、データセンターは83%増、プロフェッショナル映像は67%、自動車は10%減となっています。
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ゲーミングについては、RTX30シリーズの売上がNVIDIAのゲーミング製品として過去最高を記録しています。
また、データセンターは増加率が凄まじく、主力であるゲーミングに迫る勢いになっています。新型GPU「H100」は、大手クラウドサービスに需要があるため、今後の売上にも期待です。
自動車については減少を続けています。供給制約の影響が収まらず、今後の見通しも不透明となっています。
キャッシュフロー
投資キャッシュフローは大きくプラスになっています。これは有価証券の償還と売却による収入のためです。
財務キャッシュフローについては、大きく減少していますが、これは19.7億ドルの自社株買いが行われたことによります。
今後の見通し
2Q/2023の売上は81億ドルを見込んでいるとのことです。これは、ロシアとロックダウンをしている中国の影響が5億ドルに及ぶと推定した金額になります。
アナリスト予想は84億4,000万ドルであるため、ガイダンス予想を下回ってしまいました。
また、non-GAAPのグロスマージンは67.1%を見込んでいるとのことです。