ロイヤリティ・ファーマ($RPRX) 1Q/2022決算

米国株

どのような会社か

ロイヤリティ・ファーマについてご存じない方はこちらの記事を参考にしてください。

1Q/2022(2022年1月〜3月)

EPS売上
コンセンサス予想0.72596.7M
実績0.73588M

EPSはコンセンサス予想を上回りましたが、売上は下回りました。

ただ、RPRXの場合はアナリスト発表の売上ではなくACR(Adjusted Cash Receipts)を参照するため、次の項目で詳しく見ていきたいと思います。

経営成績

公式HP(https://www.royaltypharma.com/)より引用

ACRが他の会社の売上に相当する部分であり、前年同期比で15%の増加、キャッシュフローは10%の減少となっています。

ACRについては、CF治療薬、Tysabriが好調でしたが、HIV治療薬の期限が切れたため、相殺されてしまいました。ただ、トータルでは増加となっているため、他で更に売上を伸ばしています。

CF治療薬は、ヨーロッパで6〜11歳まで適応拡大したため、更なる増加が見込めます。

また、Vyduraという片頭痛治療薬がEU加盟国27ヵ国および、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーで販売承認が取得されました。この治療薬は、1ヶ月に4回以上片頭痛発作を起こす成人患者を対象に処方されるものです。

キャッシュフローについては、aficamten(肥大型心筋症(HCM)の治療薬)への資金提供の取り扱い方法を業界基準に合わせたためであり、ネガティブなものではありません。

今後の見通し

2022年のACRは22億2,500万〜23億ドルを見込んでおり、4Q/2021と変化はないです。

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