4Q/2021(2021年7月〜9月)
アップルより、2021年1月〜3月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | 1.24 | 848億 |
実績 | 1.24 | 833億 |
EPSは予想と同値、売上は下回りました。これはあまりいい決算とは言えないでしょう。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
当期 | 前年同期 | |
売上 | 833億 | 646億 |
純利益 | 20億 | 12億 |
EPS | 1.24 | 0.73 |
下記は、セグメント別の売上です。
iPhone | Mac | iPad | ウェアラブル端末 ホーム&アクセサリ | サービス | |
売上 | 388億6,800万 | 91億7,800万 | 82億5,200万 | 87億8,500万 | 182億7,700万 |
前年同期比 | 46.9% | 1.6% | 21.4% | 11.5% | 25.6% |
売上は、前年比29%の増加となっています。サプライチェーンのボトルネックによる半導体不足という状況を考慮すれば健闘したと言えます。
全てのカテゴリーで前年同期比はプラスになっています。特にMacに関しては、過去最高の売上となっています。M1 Macbook Air の需要に支えられた結果です。
次期四半期では、供給不足の影響はさらに大きくなると見込んでいるようです。
売上総利益率は41.5%から42.5%の間と予想しています。