2Q/2021(2021年1月〜3月)
アップルより、2021年1月〜3月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | 0.99ドル | 773億5,000万ドル |
実績 | 1.4ドル | 895億8,400万ドル |
EPS、売上ともに上回っています。
売上は大幅に上回っており、良い意味で期待を裏切る決算ですね。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
当期 | 前年同期 | |
売上 | 895億8,400万ドル | 583億1,300万ドル |
純利益 | 236億3,000万ドル | 112億4,900万ドル |
EPS | 1.4ドル | 0.65ドル |
前年と比較しても売上の上昇率は素晴らしく54%の上昇となっています。
特に5G対応のiPhoneが売上に貢献したとのことです。
5Gはますます普及していくでしょうから、今後の売上にも期待したいですね。
また、リモートワークの浸透によりMacなどの売上も大きく上がったようです。
ただ今後の懸念点として、半導体不足が挙げられます。
主にiPadやMacの製造への影響があるとのことなので、それらの売上が多少影響を受けると考えられます。
財務状況
当期 | 前年同期 | |
純資産 | 3,371億5,800万ドル | 3,238億8,800万ドル |
BPS(1株純資産) | 4.11 | 4.53 |
自己資本比率 | 20.05% | 24.48% |
財務状況は問題ないでしょう。
自社株買いを予定しており、配当が0.22ドルへと増えます。
配当の予想は
0.21ドルだったため、こちらも良い発表となりましたね。