1Q/2022(2022年1月〜3月)
デルタ航空より、2021年10月〜12月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | -1.33 | 8.74B |
実績 | -1.23 | 9.35B |
EPS、売上ともにコンセンサス予想を上回っています。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
売上は回復しているものの、営業利益は赤字を抜け出せていないです。
3月はオミクロン株の反動で需要が伸びました。
売上に関しては、2019年同四半期の90%程の水準まで回復しています。
前期でのアナウンスが、2019年の売上に対し、72%〜76%とのことでしたので、順調だと言えます。
では、売上の詳細を見ていきましょう。
オミクロン株の影響が薄れ、オフィスの再開、ビジネス旅行の需要が増加しました。
大西洋(ヨーロッパ)への渡航が再開されたため、回復してきました。
太平洋(アジア)は依然として低いままです。ここの部分は決算内容では特に言及されていなかったため、今後も低調な可能性が高いです。
また、上記以外の部分で、「共同ブランドカード獲得数」「共同ブランド利用額」「スカイマイル獲得数」が過去最高の水準を記録しました。
航空利用以外の部分での売上が順調となっています。
2Q/2022は燃料価格上昇による航空券の値上げもあり、2019年の売上に対し、93%〜97%になることを見込んでいます。
また、営業利益率は12%〜14%(黒字化)を見込んでいます。