4Q/2021(2021年10月〜12月)
デルタ航空より、2021年10月〜12月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | 0.16 | 9.02B |
実績 | 0.22 | 9.47B |
EPS、売上ともにコンセンサス予想を下回っています。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
売上、営業利益とも回復してきています。特に営業利益はマイナスから脱しました。
2019年の売上の80%まで戻ってきています。
詳細に売上を見ていきましょう。
どのカテゴリーも戻ってきています。ビジネス客についても回復してきており、テレワークの浸透により減るものと思われましたが、そうではなかったようです。
ビジネス客は2019年の78%まで戻っています。
ただ、完全に2019年以前のような客数を見込めるかは疑問です。
国内、南アメリカについてはだいぶ回復の兆しが見えますが、太平洋(アジア)と大西洋(ヨーロッパ)はまだまだ回復の余地はありそうです。
現在、オミクロンの影響が心配されるところですが、今期の早い段階(2月ごろ)には落ち着くと予想しているようです。
1Q/2022は2019年の売上に対し、72%〜76%になることを見込んでいます。
また、2Q/2022には利益が確保できるようになるとのことです。