1Q/2022(2022年1月〜3月)
アリスタ・ネットワーク より、2022年1月〜3月の決算発表がありました。
結果をコンセンサス予想と比較してみると・・・・
EPS | 売上 | |
コンセンサス予想 | 0.8 | 854.3M |
実績 | 0.84 | 877.1M |
EPS、売上ともにコンセンサス予想を上回りました。
では、決算内容の詳細を見ていきたいと思います。
経営成績
前年同期比で、売上は31.4%、粗利益は29.8%、純利益は35.1%の増加となっています。
グロスマージンが減ったのは、供給制約とコストの上昇のためです。
では売上の詳細を、分野ごとに見ていきましょう。
前年同期比で、製品分野は34.4%、サービス分野は18.6%の増加となっています。
MicrosoftやMetaなどの「クラウドタイタン」の顧客に対する出荷が増加しました。
ANETの新製品として、次世代AIネットワークに対応する「Arista 7800R」があり、これは低消費電力、低遅延、高性能、高信頼性という特徴を持っています。
また、組み込み型のセキュリティとパケット解析を行う「720XPシリーズ」も取り扱っています。
米国内での売上が76%、米国外が24%の割合となっています。
2021年にデータセンター、ハイパフォーマンス・スイッチングの市場シェアを19%に拡大しています。
100ギガ、200ギガ、400ギガのスイッチではNo.1の地位を維持しています。
今後の見通し
2Q/2022では、売上は950百万ドル〜1000百万ドル、グロスマージンは60%〜62%を見込んでいます。
アナリストデーの見通しでは、前年比30%の売上成長を見込んでいるとのことです。