【楽天証券 or SBI証券】米国株投資に適した証券会社は?

楽天証券はこんな人におすすめ
  • 楽天経済圏を利用している人
  • 米国株を頻繁に取引しない人
  • 日本株と米国株をまとめて簡単に管理したい人
SBI証券はこんな人におすすめ
  • これから米国株投資を始めようとしている人
  • 米国株を頻繁に取引する人
  • 豊富な銘柄から投資対象を選択したい人

取扱銘柄数

楽天証券SBI証券
普通株4257件4821件
ETF358件342件
(2022/5/8時点)

普通株はSBI証券に軍配が上がっています。SBI証券の方がIPO銘柄の取り扱いが多く、新規銘柄の追加に積極的な印象を受けます。

幅広い銘柄から投資対象を探したい方にとってはSBI証券の方が適しているでしょう。

ETFに関しては、楽天証券が優っています。普通株ではなく、ETFを中心に投資したい方にとっては楽天証券の方が適しています。

ETFは普通株よりもリスクが分散されるため、米国株の投資の入り口としては始めやすい商品になっています。

手数料(米ドル)

楽天証券SBI証券
為替手数料0.25円0.25円
買付手数料0.495%0.495%
買付手数料
(上限)
22ドル22ドル
(2022/5/8時点)

為替手数料、買付手数料とも同じ金額です。

買付手数料は無料になる場合があり、楽天証券の場合2.22ドル以下の取引は0円SBI証券の場合、2.02ドル以下の取引は0円となっています。

楽天証券の方が無料の範囲は広いですが、この金額の米国株を取引することは多くないため、活用することは難しいでしょう。

以上が、両社の手数料ですが、実はSBI証券の場合は為替手数料を0.4円まで抑えることができます。

そレは、住信SBIネット銀行でドルを買い、それをSBI証券に入金するという方法です。

そうすることで、実質SBI証券の方が為替手数料は安くなります。

そのため、米国株を頻繁に取引する人は、SBI証券の方がおすすめです。

公式HP(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/us/commission.html)より引用
公式HP(https://site3.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=none&dir=info&file=home_info190709_01.html)より引用

取引ツール

どちらもスマホアプリがリリースされています。

楽天証券は1つのアプリで日本株、米国株が扱えます。

SBI証券は日本株、米国株毎にアプリが分かれています。

そのため、気軽に取引できるのは楽天証券と言えるでしょう。

積立

2021年12月から楽天証券でも米国株積立が開始されました。

それによりSBI証券の優位性は無くなりました。

特に楽天証券では、NISA口座での海外ETFの買付手数料がキャッシュバックされるため、その点では楽天証券の方が優れていると言えます。

また、円貨決済であればポイント投資をすることができます。ただ、円貨決済は手数料が多く取られるので、よほどの理由がない限り外貨決済にしましょう。

以上のような違いはありますが、キャッシュバックの条件が限られていることを考えると、そこまでの優劣はありません。

まとめ

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結論としては、取り扱い銘柄数と住信SBIネット銀行を使った為替手数料の観点からSBI証券が優勢です。

しかし、既に楽天証券を利用している方はわざわざSBI証券を開設する必要はないです。

証券口座の開設は1つしかできないというわけではないため、使いにくいと感じたら他の証券口座を開設してみるのも1つの手です。

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